マスクかぶれが急増している昨今では、肌荒れやニキビで悩む方も多いでしょう。マスクかぶれの原因には乾燥や摩擦などがありますが、どれも普段の対策で軽減する可能性があります。毎日のスキンケアで、原因は元から断ちましょう。ぜひ対策方法を参考にして、肌荒れやニキビなどを防いでください。
マスクかぶれへの対策方法は?
マスクをつける機会が多くなるにつれて、かぶれる人も多くなっています。もし肌の乾燥や赤くなる、ヒリヒリする、肌がかゆい、ニキビができたなどの症状が現れたら放置せずにすぐに対策を取りましょう。マスクかぶれは誰にでも起こりうる症状です。
普段から気をつければ症状も改善しますので、ぜひ対策を参考にしてみてください。
保湿を忘れない
マスクを長時間つけると乾燥してかぶれることも多くなります。かぶれは肌のバリア機能が低下している状態なので、まず保湿を心がけましょう。その際には、低刺激の化粧水や乳液を選ぶことも大切です。
乾燥を防ぐためにも、こまめに洗顔をして汚れを取り、クリームなどで保湿を心がけてみてください。
肌を清潔に保つ
マスクかぶれを防ぎたいなら、肌を清潔に保つことも大切です。汗をかいたときなどは、マウェットティッシュなどを使いこまめに拭き取りましょう。また拭いた後に再度マスクをつけるときには、乾燥対策にスキンケア商品で保湿をするのも有効です。
自分にあったマスク選び
マスクが自分に合わないとそれもかぶれの原因になります。綿やガーゼタイプは刺激が少ないので、肌にあわないときにはマスクを変えてみましょう。もし不織布タイプのマスクでかぶれが起きるときには、同じ大きさのガーゼなどを肌との間に入れるのもおすすめです。
こすれにはワセリン
マスクがあたる部分、とくに頬や鼻、あご、耳のうしろはこすれが原因でかぶれる可能性が高くなります。もしこすれが気になる場合は、その部位にワセリンなどを塗ってみましょう。ワセリンで肌の表面に膜を作れば、かぶれも気にならなくなります。
また外部からの刺激にも強くなるので、マスクかぶれにはワセリンも有効です。
日焼け止めは避ける
敏感肌の方やすでに肌荒れの症状がでている場合は、日焼け止めの利用は避けましょう。マスクで隠れる部位であっても、かぶれの原因になります。ただ紫外線も肌のバリア機能の低下を起こすので、日焼け対策はしてください。
日焼け止め以外の対策には、つばの広い帽子をかぶる、日傘を使うなどの方法が有効です。
マスクかぶれの原因はなに?
マスクかぶれが起こる原因はいくつかありますが、とくに摩擦や蒸れ、乾燥、アレルギーなどには要注意です。なぜマスクかぶれが起こるのか、まずは原因を知り、該当する行動をとらないようにしましょう。
摩擦による刺激
毎日マスクを着けていると、肌との間に摩擦が起き、その刺激が原因でかぶれを起こします。刺激によるかぶれは「刺激性接触皮膚炎」とも呼ばれ、赤みやかぶれが起きやすくなるのが特徴です。
とくに自分にあわないマスクは刺激が起きやすいので避けましょう。また刺激は大人ニキビを起こす可能性もあります。
口周りの蒸れ
マスクを長時間つけて口周りが蒸れると、マスクかぶれの原因になります。蒸れが細菌の発生を促し、ニキビの原因になるからです。マスク内が高温多湿の状態になると、それだけ細菌も発生しやすくなるので、こまめに汗を拭くなどして対処しましょう。
マスク着用で乾燥
マスク内は蒸れやすい反面、乾燥もしやすくなります。高温多湿なマスク内では、必要な水分も同時に蒸発し、乾燥を起こしやすいからです。またマスクを外すときには唇も乾燥しやすくなります。適切なスキンケアを行い、乾燥から守ってみましょう。
マスクのアレルギー
マスクかぶれの原因がアレルギーの可能性もあります。たとえば接触皮膚炎と呼ばれる症状では、マスクの素材やマスクについた埃や花粉などがアレルギーの原因です。とくに花粉症やアトピー性皮膚炎などの症状がある方は、マスクを清潔に保つようにしてください。
ほかにもある!マスクトラブル
マスクのトラブルは、かぶれだけとは限りません。たとえばマスク焼けや耳へのくいこみなどもトラブルの元になります。とくにマスク焼けは女性にとって深刻な内容なので、ぜひ対策方法を覚えておきましょう。
マスク焼けが発生
マスクをつけて外出すると、肌にマスクの跡が残る「マスク焼け」が発生します。もし日焼けを防ぎたいなら、マスクで隠れない部分にも日焼け止めを塗るようにしましょう。それでも日焼けを起こしてしまった場合は、濡れタオルなどで肌を冷やすのもポイントです。
もしどうしても火照りが収まらないときには、皮膚科などを受診しましょう。抗炎症成分を配合した塗り薬を処方してもらえば、マスク焼けもおさまる可能性が高くなります。
耳のくいこみの痛みには?
マスクでは、長時間の着用で耳の部分が食い込み、痛みが生じる可能性もあります。もし痛みが酷いときには、幅広いゴムひもを使ったマスクに変えてみましょう。もしくはゴムひもを使わず、頭の後ろで結ぶなどの対処方法も有効です。
マスクしながらメイクをするには?
マスクをつけながらメイクをするときには、下地に保湿クリームを塗るのも有効です。ただ肌への負担が増えるので、マスクの下のメイクは控えめにしておきましょう。ナチュラルメイクが基本なので、できるだけ肌の負担が少ないスキンケア商品を選ぶのもポイントです。
まとめ
マスクかぶれへの対策方法やかぶれの原因、メイクの方法などご紹介しました。マスクかぶれは老若男女を問わず、気になる症状です。マスクかぶれに対処したいなら、乾燥や摩擦などの症状から原因を探ってみましょう。マスクかぶれが酷くならないうちに対処すれば、自然と収まる可能性もあります。ぜひマスクかぶれの対処法を知って、肌荒れを防いでみてください。
もしマスクかぶれの対処に使うスキンケア商品をお探しなら、ぜひ一度「株式会社ハヤシ化粧品」にご来店ください。微刺激性の薬用洗浄フォームなどで、かぶれの原因を取り除くお手伝いをします。ご用命の際はお気軽にお問い合わせください。