肌トラブルの原因を徹底解明!肌の回復力を促すための方法を知ろう

肌トラブルの原因を徹底解明!肌の回復力を促すための方法を知ろう

高価な化粧品を使っているのに、一向に肌のくすみが消えないと肌のトラブルに悩まれている方はいませんか。実際のところ宣伝にゆだねて、化粧品を使っている方もいるかもしれません。

しかしそれでは美肌は望めません。美肌を目指すには肌の回復力をしっかり把握し、自分に合った化粧品を使わなければ意味がないのです。ここでは美しい肌を手に入れるための、肌の回復力について解説します。

肌トラブルの原因

年を重ねても美しい肌でいたいと望んでいる女性は、数多くいるでしょう。高価な化粧品が悪いわけではありませんし、それなりに効果も期待できることでしょう。しかしやみくもに使っても、効果があらわれない場合もあるのです。

人間の肌というものは、本来さまざまな環境に適応できる力を持ち合わせています。しかし間違ったスキンケアをすることで環境になじめなくなってしまい、さまざまな肌トラブルを引き起こしてしまいがちです。間違ったスキンケアのほかに、こういった原因で肌トラブルが起こるでしょう。

  • 加齢
  • 紫外線
  • 栄養不足
  • ストレス
  • 睡眠不足
  • ホルモンのバランスの乱れ
  • 洗顔のしすぎ など

このように肌のトラブルは人それぞれで、さまざまな原因で問題をおこします。だからといって「自分は乾燥肌だから」と、むやみに保湿効果に優れた化粧品をつければ解決するというわけではありません。

現代は化粧品メーカーの多さはさることながら、化粧品の種類も数多くあります。美しい肌を目指す条件はまず自分の肌トラブルの原因を把握し、原因を回避することです。

それと同時に本来人間の肌はダメージに受けた部分を、元に戻そうとする回復力をもっているのです。だたしその回復力は年齢とともに衰えてくるのも事実といえます。

そのため自分の肌に合う化粧品を使用し、日々お手入れすることやエステに通うことで、回復力を促してあげることが大事です。美しい肌の状態作りには重要なポイントとなるでしょう。

肌の回復力のメカニズムについて

人間の肌は約0.02ミリという、非常に薄い表皮に守られています。たいへん薄い膜ですが、肌の表面で外部の刺激から体を守っているのです。表皮は体が乾燥しないように、また余分な水分が出ていかないように保湿してくれる役割を担ってくれています。

たとえば通常の肌の表皮にはすぐ下にある層には、20~30%の水分があります。その量が少なくなると、乾燥肌になるのです。乾燥肌になる原因は栄養不足・ストレス、喫煙、過度の飲酒などとさまざまです。いざそうなってしまったら原因を回避しながら、同時に肌の回復力を促すために保湿ケアをしてあげなければなりません。

肌の構造

体を保護している表皮は外側から角層・顆粒層、有棘層(ゆうきょくそう)・基底層という4つの層で構成されています。基底層には分裂能力のある細胞があり、ここにある細胞が細胞分裂しながら上層に移動していくのです。

一番底にある基底層の細胞は毎日細胞分裂をして、新しい細胞を生みます。そして後から分裂して生まれてくる細胞に徐々に押し上げられて一番上の角層に達し、角層の細胞となるのです。

ちなみに手のひらや足の裏などの皮の厚い部分は、表皮のうえに透明層という層に覆われています。

角層はまだそのなかに構造がある

表皮の一番外側の角層は、角層内にある角質細胞で構成されています。この角質細胞は角層内に存在する、細胞間脂肪によって結ばれ角層を支えているのです。

角質細胞を接着剤のようにくっつけているのが、細胞間脂肪です。肌のうるおいには欠かせないセラミドなどからなる脂肪の層と、水分の層が何層にも重なり合ってできています。

表皮は非常に薄い4層構造であり、さらに一番外側の角層は保湿機能とバリア機能を担って肌を守っているのです。

回復力のある健康な肌は周期的に細胞分裂している

健康な肌では基底層の細胞は約14日間で角層まで押し上げられあげられ、角層まで押し上げられた細胞は角質細胞となります。そうして角層の一番上に達すると、目にみえない垢となり少しずつ剥がれ落ちます。角層にたどりついてから約14日間で剝がれていくのです。

健康な肌はこの細胞分裂を、周期的に繰り返しているのです。この周期をターンオーバーといいます。基底層の細胞が角層の一番上までたどりつき、剥がれ落ちるまでのサイクルはおおよそ28日間の周期です。この周期が繰り返されることこそ健康的な肌の状態であり、肌の回復力となっているのです。

肌を構成するそのほかの構造

セロファン紙よりも薄い膜であるのが、表皮に守られている肌となります。しかし肌は表皮だけではありません。表皮における一番底の層である基底層の下には真皮があり、真皮よりも内部には皮下組織があって肌(皮膚)は構成されています。

真皮は肌の本体ともいわれており、肌組織の大部分を占めている部分です。コラーゲンが多く存在している個所で、その間にヒアロルン酸や肌に弾力を与える物質が存在しています。肌の形や弾力を保つ支えとなっているのです。真皮は血管やリンパ管、汗腺などもある場所です。

真皮よりも内部にある皮下組織とは、その大部分が皮下脂肪となります。外部からの刺激のクッション役を担っているのです。皮下脂肪が多いから顔が太っているわけではありません。ぜい肉に思われがちな皮下脂肪も、体にとって重要な役割をはたしているのです。

肌に合わない化粧品は回復力を乱す

皮下脂肪でできている皮下組織と、肌の本体ともいえる真皮があります。そして非常に薄いものの毎日分裂を繰り返し、28日ほどの周期で回復力すなわちターンオーバーしているのが表皮です。肌の保湿とバリア機能などによって支えられているのが、人間の肌といえるでしょう。

このような肌トラブルはさまざまな原因で起こりますが、表皮の回復力が乱れることで、大きな肌トラブルに発展してしまいます。

食生活の改善やストレスをためないという、原因の回避も必要です。しかし回復力を促すためには、化粧品などで衰えた肌を補うことも必要です。ただし使用する化粧品が逆効果となり肌構造を壊してしまわないように、過剰なスキンケアや洗顔のしすぎなどにも気をつけなければなりません。

そのために自分の肌に合う化粧品選びは、美しく健康な肌を保つのに大切なこととなります。数多くの化粧品が流通されている現代です。たとえば肌が乾燥すると思っても、自己判断で化粧品を選ばずに、専門家に相談してみることもおすすめします。

まとめ

いくつになっても健康で美しい肌でいたいと、多くの女性の方が思っていることでしょう。しかしやみくもに自分に合っていない化粧品を使っても、肌の回復力は望めません。

肌トラブルの原因を回避すると同時に、自分の肌における回復力も促す化粧品を使いましょう。そうして肌トラブルを上手に解消して、健康で美しい肌をゲットしてください。

兵庫県加⻄市北条町に店舗をかまえる「株式会社ハヤシ化粧品店」では、お客様お一人おひとりの肌の状態をみて、その方にお肌に合った化粧品を提供しています。

現在ではネットで化粧品選びもしやすい時代になりました。そのなかでもハヤシ化粧品店ではお客様の肌の調子をみて、テスターやサンプルをお渡しし実際に試していただきます。肌の回復力が遅く、肌トラブルにお悩みの方はぜひともお気軽にご相談ください。