目元のシワやたるみで老け顔になったと、感じている方もいるでしょう。目元は肌のなかでもとくに皮膚が薄く、同時に笑ったりする表情の動きを受ける部位で、シワやたるみが刻まれやすいといわれます。その他目元のエイジングサインは、肌全体の老化がはじまる最初のサインだといっても過言ではありません。ここでは目元の肌トラブルを回避する、日々のスキンケアについて解説します。
目元のシワやたるみの原因
目元における肌のトラブルの原因は、以下のようなものがあげられます。
- 加齢による皮膚の弾力や筋力の低下
- 肌を構成する皮膚内のコラーゲンやヒアロルン酸の減少
- 長時間パソコン作業をし続けるなど目を酷使すること
- 紫外線や乾燥
- クレンジングや洗顔による摩擦 など
上記のような原因が目元の肌のダメージとなり、以下のような症状があらわれるでしょう。
- 上瞼がたるむ
- 下瞼がたるむ
- 目じりに小じわができる
- 目の下にクマができる
たとえば下瞼のたるみとは、肌の弾力や目元周辺の筋力が低下することでトラブルを引き起こします。眼球の入っている眼窩という頭骨前面の穴が、脂肪の重力で圧迫されます。それを弾き飛ばす筋力がないため、目の下に脂肪がたまりふくらんで目立つようになるのです。これは目の下がたるんでみえる原因となります。
目元の表皮は皮膚のなかでもとくに薄く、最初にエイジングサインが出る部位です。もちろん加齢によることに違いはありませんが、目元のエイジングサインはなんと20代の若い世代の方にも現れます。
たとえばごしごしとクレンジングでアイメイクを落としたり、擦り取るように洗顔をしていたりすると、目元の薄い皮膚は年齢が若くとも老化してしまうのです。
目元の問題を解決する日々の肌ケアの方法
ダメージを受けた目元のシワやたるみなどは、美容医学で改善できます。しかしつねに目元の若さをキープするには、目元から発信されるエイジングサインに気づいたら適切な化粧品を補いましょう。こうして日々ケアすることがなにより大切なことです。
とはいえ目元を酷使する環境にいるのであれば、ダメージが現れていなくても年齢に関係ないものです。今の肌をできるだけよい状態でキープしていくために、年齢を問わず日々のスキンケアが必要でしょう。
以下からは目元の日々のスキンケアについて、解説していきます。日々のお手入れの参考にしてください。
化粧水で保水力をアップ！
洗顔をきっちりとしたら、化粧水で保水力をアップさせましょう。保水力が高まると目元に潤いが出ていきます。化粧水にもさまざまな美容成分の入った種類があるなかで、自分にあった成分が含まれている化粧水を使うことが大切です。
成分の説明をみても、どれもよい化粧水のように思って迷う方もいるでしょう。そういう場合は店舗にいるプロのアドバイスを受けて、商品を選ぶのもおすすめです。
目元の肌にはマッサージは不要！
さきほどにも解説しましたが、目元の肌は非常に薄くなっています。そのため頬やおでこなどのようにしっかりとマッサージするのは逆効果です。
目元には頬やおでこに施すマッサージは、必要ありません。ただし目の疲れによっても、目元のトラブルは起きてしまいます。目を酷使した日の夜には目の疲れを取るために、下記のような目に優しいケアはおすすめです。
- 就寝前に温めたタオルで目元を保温しリラックスさせる
- 目元のツボを覚えて指の腹で優しく押してあげる
- 目薬をさす
- 目の周りを覆う筋肉（目輪筋という）のエクササイズをマスターしてこの筋肉を鍛える
目の疲れを和らげてあげることは、血流もよくなり目のクマの改善やたるみの改善にもつながります。
アイクリームでシワを抑制！
目元のケアといえば、どこの化粧品店でもアイクリームをすすめることでしょう。アイクリームは目元に潤いを与え、キメを整えて明るい印象にしてくれる効果があります。
目元に塗布する際には適量を手のひらにとり、手のひらの上で温めてから塗ると、肌なじみがよくなるのでぜひ試してみてください。
クリームは上下まぶたの広い範囲に塗布します。ただし擦ったり肌を引っ張ったりするような刺激を与えると、せっかくの効果が逆効果となります。色素沈着やたるみなどの原因となってしまうので、決して力を入れすぎないように注意しながら塗布してください。
アイクリームもその種類はさまざまです。自分に目元の肌の状態に必要な成分で構成されている商品を選んで使いましょう。また塗るタイミングも商品によって異なりますので、確認することを忘れないでください。
オイルやクリームで乾燥予防！
日々の目元ケアはオイルやクリームで乾燥予防も必要です。乾燥はシワの大きな敵です。クリームは毎日塗るとよいものの、オイルは様子をみながら塗布します。
時間のあるときは目元にいつもよりたっぷりとクリームを塗って、フェイスマスクなどでラッピングしましょう。こうして蓋をしてしまい、数分パック状態で保湿効果を狙うのもおすすめです。
乳液よりクリームの方が保湿効果は高く、さらにはオイルの方が高くなります。普段はクリームでもかまいませんが、乾燥がひどいときにはクリームをオイルに変えて乾燥を予防してください。
まとめ
化粧品は数多くの種類があり、価格もさまざまとなります。実際化粧品を選ぶときには、どのくらいの値段のものでどの種類を使うのがよいか、迷ってしまう方もいるでしょう。迷ったときはネットなどで探してしまわず、お肌のプロに相談して商品選びをすることもおすすめです。
兵庫県加西市北条町に店舗をかまえる「株式会社ハヤシ化粧品店」では、お一人おひとりのお客様に合った化粧品をおすすめできるように、店舗にて経験豊かな美容技術のプロがカウンセリングをします。アドバイスをしながら商品を丁寧に提供しているのです。
もし肌に合わない場合も、アフターフォローでサポートいたしますのでではじめての商品も安心して使えます。目元や肌ケアに問題を抱えている方や、商品の選び方で迷われている方はぜひともお気軽にご相談ください。
