30～60代になると、若い頃よりもお肌のトラブルが気になってくるでしょう。ただ、どの年代にも共通するのは、ふだんのお手入れ方法です。とくに洗顔方法を変えるだけでも、肌にハリや潤いが戻り、共通の問題である乾燥も解消されます。ぜひ正しいスキンケアで、さまざまな肌トラブルを解消してみましょう。
30～60代までのお肌のケア方法は？
30代以前は気にならなかった肌トラブルも、30代を超えると徐々に深刻な悩みとなっていきます。とくに肌のハリがなくなると、「エイジングケアをしないと！」と焦る方も多いでしょう。以下に、30～60代女性のお肌のケア方法を年代別にご紹介します。
30代のお肌のケア方法
30代女性のお肌のケア方法のコツは、マッサージやパックを欠かさないこと、保湿に気をつけることなどがあります。マッサージやパックが有効な理由は、顔がたるんで下に伸びたとき、縦のラインが目立ってしまうからです。
もしラインのたるみが気になるなら、マッサージやパックなどで老廃物を流し、解消してみましょう。また、30代女性のお肌は乾燥しやすいので、脂取り紙は極力使わず、保湿もしっかりと行ってください。
40代のお肌のケア方法
40代女性のお肌のケア方法では、まずお肌に潤いを与える洗顔をする必要があります。毎日の洗顔方法が間違っていると、お肌が乾燥してしまうからです。正しい洗顔方法をしたいなら、ポイントはぬるま湯を使う、ゴシゴシ洗わない、すすぎは丁寧にするなどが有効でしょう。
また、自分に合った化粧品選び、良質な睡眠をとることも大切です。お肌のトラブルは体の内部が影響することも多いので、食生活なども気をつけてみてください。
50代のお肌のケア方法
50代女性のお肌のケア方法では、保湿力が高くハリもプラスされる化粧品を使うことが大切です。化粧品選びでは、含まれる成分にも注意しましょう。たとえば、セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲン、プラセンタ、レチノールなどが含まれている化粧品なら、保湿もハリも心配ありません。
また、肌を傷つけない洗顔方法やクレンジングも大切なので、ゴシゴシ洗いはもちろん、手で強く叩くパッティングなども避けるようにしてください。
60代のお肌のケア方法
60代女性のお肌のケア方法では、洗顔方法にまず気をつけてください。洗顔ではぬるま湯を使うのが基本で、洗顔料もネットでたっぷり泡立ててから使うのがポイントです。手と顔の摩擦が減り、しわやたるみの悪化を防げます。
また、ハリをプラスできる化粧品選びやフェイスパック選びなども、しわやたるみの解消に有効です。
30～60代までの肌トラブルとは？
加齢に伴い、肌トラブルは増えていきます。ただ、年代によってトラブルの内容は違い、若い頃と同じスキンケアが有効に働かない可能性もあります。以下に、30～60代の肌トラブルをご紹介します。
30代の肌トラブル
30代女性では、前半ではオイリー肌などの乾燥に悩み、後半ではしわやたるみが気になる年齢です。とくに乾燥は気になる部分なので、ふだん使っている化粧品の量を増やすなどして対処しましょう。
また、しわには加齢じわと表情じわがありますが、こちらも肌の乾燥が原因です。もしたるみが気になる場合は、コラーゲン入りの化粧品でケアしてみましょう。
40代の肌トラブル
40代女性では、シミや毛穴の黒ずみ、くすみなどが気になる年齢です。シミは加齢によるものと女性ホルモンバランスの乱れが原因のタイプがあります。また、毛穴の黒ずみは、加齢によるターンオーバーの乱れ、毛穴の開きは乾燥やコラーゲンの減少が原因となります。
ほとんどの悩みが正しい洗顔方法で改善されるので、ぜひ洗顔方法も変えてみましょう。
50代の肌トラブル
50代女性では、たるみやしわ、敏感肌などが気になる年齢です。50代の女性の肌トラブルの原因には、ハリ成分の老朽化、女性ホルモンの減少、水分や皮脂の減少などがあります。これらの変化が影響して、しわやたるみなどが発生します。
もしトラブルが発生したときには、化粧品でのケアや紫外線対策などが必須です。お肌に優しい洗顔などで、これ以上肌トラブルが悪化しないように気をつけてください。
60代の肌トラブル
60代女性は更年期を乗り越えることで、50代の肌トラブルが目にもわかりやすくなる年齢です。たとえば、深いしわや老人性色素斑などは気になるところでしょう。60代の肌トラブルの原因は、ハリ成分の老朽化、肌ダメージの蓄積、ターンオーバーの遅れなどがあります。
また、お肌の皮脂が減ることで、赤みやかゆみなどが起きやすい敏感肌になる方も増えます。もし肌トラブルを防ぎたいなら、日々の洗顔をぬるま湯で行うなどで対処しましょう。
30～60代までのスキンケア商品の選び方
30～60代の女性がスキンケア商品を選ぶなら、まず店頭にあるテスターを試してみてください。乳液などは見つからないかもしれませんが、化粧水やBBクリームなどは置いてある店舗も多いでしょう。
実際にお肌に合うか試してみて、アレルギー反応などもチェックするのがおすすめです。
成分表示をしっかりと確認
化粧品を選ぶなら、成分表示も確認しましょう。成分に対する基礎知識は必要ですが、ハリを促してくれる成分が含まれているか、また保湿してくれる成分が入っているかなども選ぶ参考になります。
どうしてもわからない場合は、店員にたずねるなどして自分に合ったスキンケア商品を選んでみてください。
朝の洗顔が乾燥を防ぐ？
30～60代の女性は、肌トラブルが起こりやすい年齢です。ただ、朝の洗顔方法によっては、共通の悩みでもある乾燥を防げます。たとえば、寝ている間に皮脂や汚れはたまりますが、肌の状況によっては洗顔料がマイナスに働く可能性もあります。
もし朝に洗顔をするなら、ぬるま湯を使い、洗顔料を使わないのもポイントです。脂性の肌の方は洗顔料で皮脂を落とすことも必要です。ただ、それ以外の肌の方はなるべく洗顔料を使わない方が乾燥も防げて、肌トラブルの予防になります。
まとめ
30～60代のお肌のスキンケアの方法や肌トラブルの原因、おすすめの化粧品の選び方などをご紹介しました。年代ごとにスキンケアの方法や肌トラブルの原因は違います。ただ、どの年代にも共通するのが洗顔方法です。日々の洗顔方法次第で、さまざまな年代のスキンケアも可能なので、ぜひ参考にしてみてください。年齢に応じたスキンケアで、肌トラブルもすっきりと解消しましょう。
もし、年代ごとのスキンケア商品をお探しなら、ぜひ一度「株式会社ハヤシ化粧品」にご来店ください。ヒノキチオール配合の化粧品など豊富な品揃えのなかから、年代別の悩み解決のお手伝いをいたします。ご用命の際はお気軽にお問い合わせください。
